『座敷童子の代理人』は、メディアワークス文庫から刊行されている日本のライトノベルです。
著者は仁科裕貴さん、イラストは細居美恵子さんが担当されています。
2015年5月23日に第1巻が発刊され、2018年12月22日には最新の第7巻が発売されました。
また、宮尾にゅんさんによる漫画版がB’s-LOG COMICで連載されており、既刊2巻。
さらに、メディアワークス文庫では特集も組まれていて、より期待が高まる注目作品です。
座敷童子の代理人のあらすじ
作家として人生崖っぷちな妖怪小説家・緒方司貴(おがたしき)が訪れたのは、妖怪と縁深い遠野の旅館「迷家荘(まよいがそう)」。座敷童子がいると噂の旅館に起死回生のネタ探しに来たはずが、なぜか「座敷童子の代理人」として旅館に集まる妖怪たちのお悩み解決をすることに!?
そこで偶然出会ったおしゃまな妖怪少年の力で妖怪が見えるようになった司貴は、陽気な河童や捻くれ妖狐が持ち込むおかしな事件を経て、妖怪たちと心を通わせていく。
だが、そんな司貴を導く不思議な少年にも、何やら隠しごとがあるようで……。
くすっと笑えてちょっぴり泣ける、平成あやかし譚。
※メディアワークス文庫より引用(http://mwbunko.com/978-4-04-865208-7/)
なんとも愛らしい妖怪たちが持ち込んでくる無理難題を、心優しい主人公の青年と、頭はいいのにひねくれ者な座敷童の少年とのコンビで解決していくストーリーです。
座敷童という言葉から連想できるように遠野が舞台となっていて、司貴先生が小説のネタを求めてやってきたところから物語が始まります。
そして、陽気な河童や気高い妖狐、とにかくかわいい化狸に手乗りサイズのカラス天狗など、何となく聞いた覚えのある妖怪たちが多数登場し、ちょっぴりミステリー風味も味わえる平成世代の妖怪譚です。
座敷童子の代理人の8巻の発売日は?
最新の第7巻が2018年12月22日に発売されています。
第8巻が店頭に並ぶのはいつ頃でしょうか。
次の表を参考に予想してみました。
巻数 | 発売日 | 間隔 | 目安 |
第01巻 | 2015年05月23日 | – | – |
第02巻 | 2015年10月24日 | 5ヶ月 | ◎ |
第03巻 | 2016年06月25日 | 8ヶ月 | ● |
第04巻 | 2016年11月25日 | 5ヶ月 | ◎ |
第05巻 | 2017年06月24日 | 7ヶ月 | ○ |
第06巻 | 2018年02月24日 | 8ヶ月 | ● |
第07巻 | 2018年12月22日 | 10ヶ月 | ● |
(◎=早、○=普、●=遅)
発売の間隔は平均して約7ヶ月といったところでしょうか。
全体的にゆったりとしたペースで刊行されているようです。
そのあたりを加味すると、第8巻の発売日は2019年の7月頃になりそうですね。
座敷童子の代理人の8巻のネタバレは
迷家荘での殺人(?)事件や、チャラい安倍晴明が出てきた第7巻でした。
他作ではたいてい味方キャラなので、なかなか珍しい味付け具合だったと思います。
それと、きみ料理(トルティーヤとか)もたいへん魅力的でした。
そこから続く第8巻でも、やはり晴明との対決が続くでしょう。
あそこで終わりというのはスッキリしませんよね。
和紗との関係も特に進展していませんし、童子が選んだ職業も気になるので、続きはご想像にお任せENDだけは何としても避けてほしいものです。
まとめ
笑いあり、涙あり、かわいい妖怪もたっぷり出てきてほっこりストーリーの本作は、荒んだ心が癒やされていくように感じます。
おそらくは女性向けなのかもしれませんが、男性でも十分に楽しめる作品かもしれません。
特に、異世界転生・転移ものばかりで嫌気がさしている方にはオススメではないでしょうか。